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斎藤南北
作品名 : 望郷

1925(大正14)年8月生。福岡県出身。
師=河合墨雪。

油彩・水彩・書・彫刻・写真とあらゆる分野を手がけてきたが最終的に書と結びつく水墨画を選ぶ。水墨画は日本人の感性に最も合った芸術だという。近年水墨画の普及には目覚ましいものがあるが、水墨画の本質から離れ、ただ墨で描く絵という方向に進みつつあることに疑問を投げかける。伝統を継承するためにも水墨画の精髄だけは失わないようにしたいとの抱負を持って進む。

北九州および東京を中心に各文化教室の水墨画を担当。基礎を徹底的にマスターさせるのが方針。氏の絵の魅力は書画同源にある。古典は勿論、近代感覚に合った水墨画と高齢化社会に向けての水墨画の普及と指導に努む。内閣総理大臣賞はじめ受賞多数。個展7回。著書=『初めての水墨画Q&A』、『水墨画の描法シリーズ』1〜5巻、『水墨画讃独習帳』(秀作社)ほか15冊。南北墨画会主宰。

笹川和也
作品名 : 釣り
1930(昭和5)年1月生。本名=和夫。東京都。日本文人画府理事、茨城県展会員(日本画)、国際墨画協会理事、全国水墨画美術協会評議員、元日本童画会会員、元新興美術院会員。師=山岡良文。

墨の持つ味わい深さに取りつかれ、蛙を題材にした画を好んで描いている。蛙の戯画や現代の鳥獣戯画には墨色と筆の線が欠くことのできない要素である。自由奔放かつユーモラスに表現し、人生を滑稽に描き庶民の生活を丸裸にした画を描くことに傾注しつつ、戯画作家として一筋に貫いていこうと思っている。

入賞=日本文人画府展(新人賞「踊る図−月夜」、文人画府賞「盛夏」、その他秀作賞、奨励賞3回、新人賞、範雪賞など多数)、全国水墨画秀作展(’03年第22回芸術文化賞「六瓢鯰」)、第33回日本文人画府展クリティック賞。
代表作=’85「池」杉風賞(新興美術院)。
笹川春艸
作品名 : イタリアの聖地グレッチオ
1938(昭和13)年6月生。本名=芳。新潟県。墨調社会友、墨新会会友、芳墨会主宰、全国水墨画美術協会評議員、上越市博物館協議会委員。
師=宮本沙海、王子江。

和紙と墨と水がつくりだす造形は技術を超えた部分があり、いつも新鮮でスリルに富んでいて、とても楽しい。
絵を描くようになってから、新潟の自然の美しさや優しさ厳しさを改めて実感するようになった。その感動の何十分の一も表現できないではいるが、墨を使って描き表すという楽しみを持ったことをすごく幸せだと思う。よい師に恵まれ、よい出会いに恵まれ、本人の力量以上に活動の場を与えられて人生の後半を歩んでいるが、気負わずに落ち着いて創作をしていきたいと考えている。

入選入賞=全国水墨画秀作展にて準大賞2回、全国水墨画美術協会会長賞、玉堂美術館館長賞、信濃毎日新聞社賞2回、芸術新聞社賞、秀作アカデミー賞、秀作賞。
その他=ル・サロン展(フランス)銅メダル入賞と入選。墨の芸術展。上越市展。全国水墨画会展入賞。プラハ国立美術館店ズブラスラフ国際賞。
個展=21回(上越市にて毎年、いわき市、岐阜市、新潟市、飛騨高山、東京・銀座)、ハワイにて毎年(ホノルル・ヒロ・リフェ)。
海外交流展(モナコ、韓国、中国・北京、上海、ローマ、パリ)。
著書=’99年『笹川春艸自選墨画集』自費出版、’01年『水墨画・季節の彩り』秀作社。
墨画教室5会場、カルチャー水墨画講師。
佐々木鐵心
作品名 : 瀧 図
1942(昭和17)年7月生。本名=克直。静岡県。東洋水墨美術協会会長、NHK学園水墨画講師、米国墨絵協会特別講師、全国水墨画美術協会理事審査員。

榛葉淡南(崋山系の師)の人柄にひかれて18歳の時から水墨画の世界に入り、貧の芸術として墨と水と紙の特徴を最大限生かし、温故知新の精神を心がけている。

全国水墨画秀作展(’92文部大臣賞、’99外務大臣賞、’02内閣総理大臣賞)。
著書=『佐々木鐵心水墨画集』(全2巻)、『水墨画添削教室』(1〜6巻)、’99『水墨画・温故知新』(共に秀作社)
教室=静岡県下、東京、中京、関西にて開講。秀作アカデミー(銀座)。
澤井瀧山
作品名 : 渡良瀬川秋色
1927(昭和2)年2月生。 本名=濤哉。東京都。全国水墨画美術協会理事・審査員。フランス芸術家連盟正会員(ル・サロン)。

若い日に、自然叙情詩の碩学ハンス・ヴォルファルト教授のもとで生きた自然観照を会得する。哲学者岩崎務教授からは日本の文人画の啓蒙を受ける。また、内山雨海師のもとで墨の技法を修得した。私見によれば、水墨画は自然の生きた意(こころ)を表現するのに最も適している。

入選入賞=スペイン芸術賞展(’80バルセロナ)、墨の芸術展(’81チュービンゲン)、茶の美術展(’82シュヴェービツシュグミュント)、同展(’83バンクーバー)、ル・サロン展(’83〜’87パリ)など。現代水墨画協会公募展にて受賞多数。全国水墨画秀作展において、京都府知事賞、内閣総理大臣賞受賞。中国美術報社賞受賞。
個展=15回。
なお、立教大学において、哲学と芸術哲学を担当する。(1962〜1992)
著書=「東洋芸道の哲学的考察」(立教大学研究報告(45号))、「日本人の自然観」三修社。哲学シリーズ4サ他、研究論文多数。
’99年画集『水墨画・自然との対話』(秀作社刊)。
直原玉青
作品名 : 淡路島先山図
1904(明治37)年8月生。本名=正。岡山県。大阪美術学校卒。大正14年南画院展初入選。昭和5年帝展初入選。

日本南画院会長。現代南画協会理事長。青玲社主宰。全国水墨画美術協会理事・審査員。雑誌「ホトトギス」同人。守口市、洲本市名誉市民。紺綬褒章、勲三等瑞宝章受章。’05年9月没。

南画資料館として、守口市現代南画美術館、兵庫県西淡町滝川記念美術館玉青館、西淡町黄檗宗禅寺中興国清寺、洲本市文化資料館玉青山千福寺が一般公開されている。

個展=「水墨のこころ・白寿記念直原玉青展」京阪守口店(’02年10月)
著書『新しい南画』’98年2月(秀作社)他
島田皓紀
作品名 : 緑陰霊峰図
1940(昭和15)年4月生。島根県。長台寺住職、全国水墨画美術協会理事・審査員、日本水墨画道協会会長。

水墨画は五感で捉えて心で描くもので、大和民族の根幹ともいえる精神性によって生まれ育った本物の日本水墨画こそが21世紀をリードする物の考え方であり、未来を担う子供たちにその心を伝えるために力を注ぎたい。

’78年米子市初個展(以後21回、海外展5回)。’87年皓墨会主宰。中国画家の雷 正民、田 世光、梁 平波の3氏を招き米子市にて水墨画セミナーを開催。’88年中日水墨画協会常務理事・審査員。’88年〜’92年「NHK日・中水墨画交流展」に出展。NHK(東京渋谷)「子供水墨画教室」を指導。’90年水墨画ハワイ展。’92年上海、黄山にて水墨画を指導。’93年上海美術館、呉昌碩芸術研究会の水墨画作品展にて、合作・実技指導。米子NHK文化センター主催「墨とあそぼう」で、児童に水墨画を指導。’96日露国交回復40周年記念日本代表、モスクワ国立トレチャコフ美術館ロシア初水墨画展出品席画披露。

個展=’96、’04東京「田中八重洲画廊」、’97平田市立文化旧本陣記念館、’98東京銀座ロイヤル美術館、’02画廊青羅。
入選入賞=日中水墨画合同展(’87労働大臣賞、’90建設大臣賞、’92厚生大臣賞、’93外務大臣賞)。’93中国国立上海美術館賞。’94中国呉昌碩芸術研究会金賞。全国水墨画秀作展(’98大賞、’00文部大臣賞、’04内閣総理大臣賞)。
主著=『水墨画・空を描く』(秀作社’98年)
教室=鳥取・島根16ヶ所、東京銀座秀作アカデミー。
鈴木昇岳
作品名 : 異迷時 in 奈良U
1943(昭和18)年8月生。 本名=昇。神奈川県。 しながわ美術家協会会員。墨映会主宰。元現水協理事、全国水墨画美術協会理事・審査員。 師=佐藤紫雲、田澤茂。

水墨画に対する思いは、伝統に縛られない現代的な画風や未来を志向するもの、若者にも受け入れ易く、また油彩画や岩彩画にも対抗し得る水墨画を目標としている。水墨画界のレベルは全体的に低いと思われる。それ故、もっとレベルを高めたく、’94年12月井原優山氏らとカオス会を結成。現代水墨画の色々なジャンルを集めて、水墨画の意識革命を世に問うべく’96年より墨・無限展を開催。今後もこれを中心に新たなるアーチストを加えて展開していきたい。

入選入賞=’71年より現代水墨派展出品、’73大賞「たそがれ」、’76大賞「古代よりのいざない」’79文部大臣奨励賞「生」。’82日本現代美術カナダ展「記憶の周辺」、’87メキシコ展「異迷時62〜04」、第17回全国水墨画秀作展「異迷時・夢」現代水墨画賞、第24回同展「異迷時 in 奈良U」外務大臣賞など。
個展=’92年銀座尾張町ギャラリー「墨・異迷時展」、神田YMCA、’96年五反田ならやギャラリー「墨・風景展」、’00年地球堂ギャラリー、グループカオス「墨・無限展」など多数。
著書=『水墨画・無限の響き』秀作社出版(’00年)。
教室=昇岳アトリエ(現住所)、JR大井町駅前きゅりあん、千代田区各出張所、スペースK、サンケイ学園、目黒区文化センター、かつしかシンフォニーヒルズ、小津和紙、カルチャー(株)、五反田TOC、毎日文化センターなど。
鈴木缶羊
作品名 : サキシマスオウノキ
1943(昭和18)年。東京都。 本名=缶美子。日本女子大卒。
一級建築士。師=内山雨海。NHK学園講師、全国水墨画美術協会評議員、缶羊墨画研究所主宰。

墨画に取り組むこと35年。書画一体の理念を提唱し、果てしなく墨の美を求め、墨画を気高く品位あるものとした雨海芸術の精神を受け継ぎながら、独自の墨の世界を創っている。

入選入賞=’70〜’74東急百貨店、「墨の国展」’75〜’77新宿・東陽画廊、「書・墨画選抜展」’77〜’95アメリカ展、東京セントラル美術館、「墨の芸術展」’86〜’89銀座松屋カトレアサロン、「日中友好書画展」 ’88〜’90立川市民会館、「墨の国展」にて墨の国展賞2回、日本美術社賞、「書・墨画選抜展」にて日本美術社賞、「墨の芸術展」にて墨の芸術展賞、「三多摩美術家展」にて立川市長賞、東京都町村会会長賞等。

個展=鈴木缶羊墨画展10回(’90荻窪アートサロン江月、’92、’96、’98、’00、’02、’04年鳩居堂画廊、’94渋谷東急百貨店本店美術画廊、’99たましんギャラリー、’01年大黒屋ギャラリー)。毎年社中展と個展を交互に開催。国際交流基金の派遣でロシア・アイスランド・エジプト・クウェートの4ヶ国をまわり墨の芸術を紹介する。ロシア・エルミタージュ美術館収蔵。

著書=『墨で語る詩情』(秀作社出版’97)、『万葉集・花語り』、ポストカード「幽玄の花」(小学館’01)。
’05年の展覧会=第8回缶羊墨画グループ展 9月30日(金)〜10月6日(木)かねまつホール(銀座)
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